こんにちは、@noboruです。FF6二週目、途中で詰まっております。
FINAL FANTASY 旧作の iOS 版が、ホリデーセールでお安くなっております。
価格は、それぞれ I・II が400円、III が800円、FF IV 〜 FFVI が900円と大変お安くなっております。
旧作プレイヤーでも、FF IV THE AFTER は ケータイアプリが初出の作品で、プレイしたことがない方も多いと思いますので、この機会にプレイされてみるのもよろしいのでは。
ぼくはちょっと前のセールで FF6 を買いまして、それを延々遊んでおります。
https://itunes.apple.com/jp/app/final-fantasy/id354972939?mt=8&uo=4&at=11l8zs
https://itunes.apple.com/jp/app/final-fantasy-ii/id354974729?mt=8&uo=4&at=11l8zs
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https://itunes.apple.com/jp/app/final-fantasy-v/id609589784?mt=8&uo=4&at=11l8zs
https://itunes.apple.com/jp/app/final-fantasy-vi/id719401542?mt=8&uo=4&at=11l8zs
FF6、初プレイの方は、まずストーリーだけ追う形で、攻略サイトなどは見ずに楽しんでいただきたいです。ソシャゲと違って買い切りアプリですし、何度でもプレイしなおせますので、やり込みなどの要素は2回目にとっておかれるのをお勧めします。
で、2回、3回とプレイしていくと、FF6の「バランスの悪さ」に気づくのですが、一部ポイントを抑えるだけで、実にバランスの取れた面白いゲームになります。初回プレイでは、そういう発見も楽しみながらでよろしいかと思います。
回ごとに違う遊び方を
最近のゲームは「ゆとり仕様」なんて揶揄されるように、敵に負けてもその場で復活だったり、一通りプレイした後でもアイテムをすべて集めることができたり、隠し要素を補完できるものが多いですね。
しかしながら、SFC時代のゲームなんてのは、そんな親切設計じゃなく、シナリオを1回通過してしまうと、2度と遭遇できないモンスターがいたり、入手できないアイテムがあったり、FF6に至ってはもっと根本的にゲームのシナリオにまで関わる「取り返しのつかないこと」があったりします。
当時のぼくらはネットなんてなかったもんですから、雑誌や攻略本の情報をもとに、あとから「えっこんな要素あったの!」みたいに驚きながらプレイしたものです。当然、2回・3回は当たり前のようにやり直しプレイ。だって、FF6今900円でも、当時は12,800円でしたからね。そりゃ飽きてもひたすらやり込み続けますわな。
んな感じなので、初回から攻略情報で「パーフェクト」なプレイを目指すのではなく、最初は取りこぼし覚悟で、手探りなプレイを堪能してみていただきたいところでございます。
一部の裏技は修正済み
スマホ版 FF6 は、オリジナルであるSFC版ではなく、一分のバグやバランスを調整したGBA 版がベースになっていて、一部の極端なバランスは修正されています。
例えば、有名なバニシュデス。SFC版では、バニシュの魔法が掛かっている状態だと、どんな敵でも一撃で倒せてしまうというバグ(?)がありました。これが修正され、即死耐性があれば死なない、耐カッパならカッパーが効かないようになりました。
また、アンデッド属性を持つ一部のボスモンスターについても、SFC版では聖水やフェニックスの尾で一撃で倒せるという仕様だったのですが、これも修正。もう魔列車を聖水で仕留めることはできなくなりました。
他にもいろいろバグや明らかにおかしい仕様は修正されているのですが、根本的なバランスブレイカーについては結構な数が残されています。
FF6 をプレイする上で、こいつらの使用を制限したらなかなか楽しめるぞっというものをいくつか挙げてみますので、これからプレイされる方、参考にしていただければ。むしろこれを見た上でやりこむという遊び方もありっちゃあありかもしれないけれど。
FF6 に登場するバランスブレイカーたち
アルテマ
FF2 で名ばかりの究極魔法が、FF6 では名実ともに最強の魔法として登場。敵の数によってダメージが変わりますが、ボス戦のように相手が1体の場合、カンストダメージを叩き出すこともしばしば。後述するソウルオブサマサ・クイック・スリースターズを使えば、一部のカウンター攻撃を除きほぼノーダメージでラスボス撃破できるレベルの威力。
覚えた時こそ感動ですが、覚えた後は著しい難易度低下にゲンナリします。
アルテマウェポン、バリアントナイフ
FF6 最強の武器。アルテマウェポンはHPの残り数が多ければ多いほど、バリアントナイフは少なければ少ないほど、敵に与えるダメージが増加します。しかし、これらの武器の凶悪なところは、敵の防御力無視というところ。バリアントナイフはロック専用装備ですが、ある程度の力とレベルまで育てあげれば、HP満タンでも9,999カンストダメージを連発します。最強を目指す上では必須武器ですが、普通にプレイする間は封印したほうが楽しめます。*1
源氏の籠手+皆伝の証
アクセサリ。源氏の籠手で武器を二刀流装備の2回攻撃、かつ皆伝の証による乱れ打ちで4回攻撃の計8回攻撃を実現する組み合わせ。通常プレイではこんなことありませんが、アルテマウェポン・バリアントナイフの二刀流乱れ打ちとなると、やり込んでいる状態では9,999ダメージ×8の79,992ダメージを与える計算。ラスボスが1ターン撃破できちゃいます。
ソウルオブサマサ+スリースターズ
ソウルオブサマサは「魔法」コマンドを「連続魔」に変えて、1ターンに2回魔法を発動できるアクセサリ。スリースターズはすべての魔法の消費MPを1に変えてしまうアクセサリ。究極魔法であるアルテマも消費MPが1になります。ソウルオブサマサを装備している場合、魔石(召喚魔法)が使えないというデメリットがありますが、正直後半になると魔石なしでクリアできちゃうので、この組み合わせもバランスブレイカーの筆頭として挙げられます。
さらに、バリアントナイフやアルテマウェポンはやり込み段階にならないと究極武器としての威力を発揮しないのに対し、連続魔アルテマ×2は通常プレイでも凶悪ダメージを叩き出すので、この組み合わせを使った時点でゲームバランスはいとも簡単に崩壊します。最強ダメージは3周目くらいの最強目指したキャラ育成とかで堪能してください。
クイック
FF5より登場した時間停止魔法。唱えたキャラクターは追加2ターン分行動出来ます。これを上のやつらと組み合わせてみましょう。
アルテマウェポン/バリアントナイフ二刀流乱れ打ちの場合、9,999×8で79,992ダメージ、さらにそれを2回できるため、1回の行動で159,984ダメージも与えてしまうことになります。この数字はラスボスのHPの2.5倍程度。瞬殺できることに。
連続魔アルテマでも、9,999ダメージを最初の1回+クイック分の連続魔2回=4回で系5回、49,995が与えられる計算。
繰り返しになりますけれど、通常プレイではこんな数字はじき出しません。しかし、これを知っている前提でプレイすると、もうひたすらキャラ育成してラスボスいじめるだけのゲームになっちゃいますので、これはもう「遊び」の段階になってから使う手段にしていただきたい。
狂信者の塔でのバーサク
バーサクの魔法は、物理攻撃力が1.5倍になるかわりに、コマンド選択ができず、常時物理攻撃だけ行うようになる魔法です。このバーサク、味方だけでなく的にもかけることができ、敵の特殊攻撃を防ぐ方法としてよく使われます。*2 普段の状態なら作戦の一つとしてアリですし、敵にも「バーサク耐性」を持つ敵がいるので、特に問題になりません。
しかし、ダンジョン「狂信者の塔」でのバーサクはバランス崩壊の原因になります。このダンジョン、魔法以外のコマンドが封印され、通常の戦う、きかい、ぬすむといったコマンドが一切使えません。戦うコマンドが封印されている以上、当然物理攻撃が使えないのですが、例外として、バーサク状態に限り、敵も味方も物理攻撃を行うようになります。
魔法をうまく駆使して攻略していくダンジョンなのに、アルテマウェポン乱れ打ちで敵を屠れるわ、凶悪な魔法を使ってくる敵たちも物理攻撃しかしなくなるわで、一気にバランスが崩れます。
昔のゲームらしい楽しみ方をどうぞ
この当時のゲームの遊び方ってのは、1回目は意地でも攻略情報なしでクリア、2回目で雑誌などの攻略情報をもとに1回目の不足要素を補完するプレイ、3回目以降でキャラを最強まで育てる、もしくは低レベルクリアに挑戦するといったやり込みを始める感じでした。 最近はソシャゲのような手軽なものか、PS4で出るような壮大なゲームが多くなってしまいました。昔のゲームならそんな負担も少ないので、ここはひとつのゲームを腰を据えて、いろんなプレイスタイルで、じっくりやる遊び方ってのもいいのではないでしょうか。