こんにちは、@noboruです。提督業再開しました。
最近、Fluidというアプリを知りました。
Fluid – Turn any webpage into a real Mac App
これは、特定のWebページを、専用のアプリケーションとして生成出来るアプリケーションです。 これを使えば、以下のスクリーンショットのように、Webページを開く際に、余計なユーザーインターフェイスをすべて排することが可能です。
すっきりしてますね。
Windowsでは、これと同じ機能がChromeで既に実現されています。
WindowsのChromeには「アプリケーションショートカットの作成」という機能があります。 これは、デスクトップなどにURLへのショートカットを作成し、それを開くと、ツールバー等を排除した、Webページのみのシンプルなウィンドウが作成されるという機能です。
昔はMacのChromeにも実装予定だったらしく、Chromeのメニュー内にグレーアウト状態の項目があったのですが、どうやら制約上難しかったらしく、現在はメニューから完全に削除されています。
このアプリケーションショートカット、Windowsだと重宝してるので、Macでも使えないものかなーと思っていましたらば、それを実現するのがこのFluidでした。
使い方は簡単。
Fluidを起動すると、URLと名称を聴かれるので、入力し、Createボタンをおすだけ。
完了すると、Successとメッセージが表示されます。
するとこんな感じで、デフォルトでは /Application ディレクトリ内に、指定した名前.app のアプリケーションが作成されます。
これを起動すると、描画領域のみのブラウザ起動し、設定したWebページを開いてくれます。
環境設定を開くと、ホームページの設定などがありました。 あくまでWebkit2エンジンを使った、インターフェイスが最低限のブラウザ、となるようですね。
Cookieなどの情報はSafariと共有しているようです。 SafariでログインしたWebページは、そのままFluidで生成したアプリ上でもセッションが保持されていました。
ちなみに、$4.99を払えば、フルスクリーンモードだったり、Safariとは独立したCookie領域を利用出来るようになります。
単独のアプリとして起動すると、Safariを終了させても、うっかり開いておきたかったページを閉じてしまうといったことが少なくなります。
ちなみにこのページを書いているはてなブログのページも、Fluidでアプリケーション化して書いています。
もちろんFacebookやTwitterその他のWebサービスにも使えます。
よく使うWebサービスが多いという方は、利用されてみては如何でしょうか。