Twitterでよく、以下のような発言を見かけます。
○○は△△だよね>RT
おおよそ、この発言の一つ前にリツイートしたエントリーに対する意見を参照しているのは予測できるのですが、この記述の仕方、ひとつ問題があります。
例えば、Aさん、Bさん、Cさんという3人がいて、AさんもBさんも、Cさんをフォローしている状態とします。
ここで、Bさんが、CさんのあるツイートをRTしたとします。そのタイミングで、AさんもTwitterを見ていたので、Cさんのツイートは、BさんのRTではなく、Cさんの通常のツイートとして見えています。
さて、Bさんは、RTしたCさんのツイートについて、「先ほどのRTはこうだと思うなー」と発言するのですが、このタイミングでAさんは、Bさんがいったい何をRTしたのか把握できていません。
Bさんが何をRTしたのか知るためには、AさんはわざわざBさんの個人ページを参照しなくてはならないのです。これ、地味に面倒です。
この面倒を解決するためには、RTではなくツイートへのリンクを使用します。
自分がツイートをする際に、言及したいツイートの直URLを記述してみましょう。直URLは、各ツイートの右上にある時間表示をクリックすることで確認できます。
この形式でツイートすると、Twitter Webの場合、以下のように、参照先のツイートがツイート内に埋め込み表示されます。
標準のTwitterクライアントでなくても、リンクを参照することでオリジナルの発言を確認することができますね。
というわけで、RTとTwitter内リンクは以下のように使い分けることをおすすめします。
- RT……あるエントリーをそのまま拡散したい場合。
- Twitter内リンクつきツイート……誰かのツイートに対して、返信ではない何らかの言及を行いたい場合
なお、ぼくは基本的に非公式RTを使いません。 自分に対する非公式RTも、よほどでない限りスルーします。 非公式RTによる会話は、発言のオリジナリティを損ねる恐れがあるからです。 実際、ツイート改変や恣意的な要約で、ユーザー同士のトラブルが起きています。
情報の出所を守りつつ、適切なコミュニケーションを取っていきたいものですネ。