えーと、結論だけ先に書くと、日本語以外に変更すると広告消えます。
広告が消したい、かつブラウザのAdBlock Plusなど、広告非表示アドオンを使いたくない人は、言語設定を英語あたりにしてみましょう。
むつかしい英語はほとんど使われていないので、慣れたら違和感なく使えます。
いろいろTwitterのクライアントを使っていると、「あのアプリではこれができて、このアプリではこれができない」と、それぞれに一長一短を感じるものです。
このアプリは今聞いている音楽をツイートできない!このアプリはリンクを勝手にbit.lyで短縮する!などなど。
全部自分ののぞみ通りのものを求めるならば、作るしかないわけなのですが、そう簡単にもいきません。
で、いくつか渡り歩いた僕が最終的に落ち着いたTwitterクライアントが、ブラウザから見たWeb画面でした。
前述の「これができない!」は「なくても困らない!」で妥協すれば、「よけいな機能がついてる!」をストレスに感じることもなくなります。
Twitter、ショートカットキーが搭載されてまして、画面を開いてNキー→すぐポストってのも可能です。
「?」キーを押せばショートカットが表示されますので、Webを使ってる方はぜひお試しあれ。
iPhoneではTwitterオフィシャルのクライアントを使っておりますが、別にぼくはTwitter監視員じゃねえんだから、TLの流れを見続ける必要もないわけで、最近はROMする機会が増えました。
だったら別にリアルタイムじゃなくても、ちょっと開いたときに見れりゃいいかってな程度に落ち着きました。
少なくとも、いまMacにTwitterクライアントと呼ばれるものは「ほぼ」インストールしておりません。
ほぼっていうのは、ポスト専用のクライアントと、試しに入れてみたVimのプラグインだけ残っているからで、実質使っているのはTwitter Webのみになります。
さて、ちょっと前にDPZの林さんがこんなことをおっしゃっていました。
ツイッターのホームの田村淳の広告うざい | Facebook
ツイッターのホームの田村淳の広告うざい
これ見たときに「あれ、Twitterのサイドバーに広告なんて出てたっけ?」とあたまにはてなマーク。
と思っていろいろ設定をいじくってみましたらば、言語設定が日本語の場合のみ、Twitterの広告が表示されるのです。
英語の場合はご覧の通り広告非表示。
なんで日本語版だけこんな広告出すんでしょうかしら。
ということでいろいろ原因を考えてみましたらば、ひとつ思い当たる節が。
Twitterは、日本のインターネットマーケティング会社「デジタルガレージ」と、広告専売の提携を結んでおりまして。
Twitter日本語サイトの広告はデジタルガレージが専売、業務提携締結 -INTERNET Watch
さらにいえば、先ほどの広告などが掲載されているTwitter関連サイト「ツイナビ」などを運営しているCGMマーケティングという会社も、このデジタルガレージ関連企業なのですが。
CGMマーケティングの会社概要を見てみますと、株主が以下の企業になっておりました。
会社概要 | CGM Marketing
株式会社デジタルガレージ
株式会社電通
株式会社サイバー・コミュニケーションズ
株式会社アサツー ディ・ケイ
全部広告・マーケティング企業ばかり。
ユーザーに押し付けるような広告掲載をする理由も納得というか。
目立つことが優先されてしまい、コンテンツとしてとけ込めてないんです。
それを調べたときに思ったこと。
Twitterのサイドバーに広告→みんなウザがってWebインターフェイス使わなくなる→CTR低下→いっそう目立つところに広告→ますますWeb離れ加速→CTR低下→エンドレス という妄想。
— noboruさん (@noboru) 5月 31, 2012
これは妄想ですけれど、米国Twitterはそのあたりのユーザーエクスペリエンス低下を見越して、ここに広告を掲載するのは控えてるんじゃないかなぁ。
それが日本版だとデジタルガレージとの契約があるので、表示せざるを得ない状況。
日本の島国気質がまた変なところで露見しとるなあと思った次第でございます。
(2012.6.5 22:55 追記)
ホントだ。広告出なくなるのね。しかし 上部に「日本語を使いますか?」が 常に表示されるようになるのか…。
— background-colorさん (@backgroundcolor) 6月 5, 2012
「日本語版を使う」の案内、確かに出るんですが、少なくとも自分の環境では「時々表示」でした。
あとツイートのメインエリア上部だったり、サイドバー領域だったり、表示位置もまちまち。
これも日本側からの要求なんでしょうかしら。
これを非表示にするのは、さすがにOS/ブラウザの言語環境変える必要がありそう。
んでいったんこの「日本語版を使う」ボタンを押して、言語を日本語に戻したら、さっそくサイドバーにギラギラした広告が表示。うわあ。
前述の通り、常に出ているものではないので、ぼくはすぐ英語に戻しちゃいました。
UIのローカライズ含め、お好みの方をお使いくださいませ。
( 2012.6.5 23:13追記 )
@noboru どうやったら英語版になるのー?おしえてー。
— Tensor6680さん (@Tensor6680) 6月 5, 2012
英語への変更は、以下の手順でできます。
アカウントのアイコンをクリック。
ドロップダウンメニューから「設定」をクリック。
設定画面の「言語設定」プルダウンメニューから「英語 - English」をクリック。
設定画面の下にある「変更を保存」をクリック。
「設定変更を保存」ダイアログでログインパスワードを入力し、「変更を保存」ボタンをクリックで設定完了。
あとはもう英語版Twitterとして使えるようになります。