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毎日がひとりオフ

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僕は本態性振戦持ちだけどアル中ではない

振戦持ちは全員アル中ではないぞっていうエントリーです。

僕も、意識するようになったというか、そういう症状があると気づいたのは、完全に成人してからなのだけど、「本態性振戦」という病を持っています。
心療内科で最初に見てもらった時に、脳疾患の疑いも否定できないので、まずはMRIを取った上で大病院の脳神経科に行くように指示されたので、行くがままに行きましたが、そこで言われた病名が上記でした。
症状はというと、「手が震える」、以上。
中にはアルツハイマーやパーキンソン等の脳疾患により振戦が出る人もいるみたいですが、僕の場合は医師に「綺麗な脳ですね」って言われるレベルで問題ないようです。
ちなみに本態性とは「症状は認められるが原因は不明」みたいな意味なので、現代医学的には「なんや原因不明やけど手震えとんな」くらいの感じみたい。

ぼくの親しい友人はみんな知っていると思いますが、僕は極端に酒に弱い。依存症・禁断症状で振戦が出ているということはまずありません。アルコール依存症ならアルコールを摂取すれば一時的に振戦がおさまることもありますが、僕はそうではないので、アルコールを摂取してもなんら変化ないので、これも違う。

それを踏まえてやはり「本態性振戦」な訳です。
手が震えることに、必ずしも原因があるわけではない。

あと、処方薬の副作用によって振戦が発現する場合もあります。
服薬を止めると命に関わるため、振戦がイヤだからと言って服薬を止めるわけにはいきません。
原因はわかっているが、それを止めるか命を止めるかって考えた時、さてどちらを取りますか。

で、以下のエントリー。

その人は初老くらいの女性だったのですが、雰囲気が明らかにおかしいんです。 もう全身が小刻みに震えていて、その震え方がハンパじゃない。 例えるなら、震度7の大地震がその人だけに起きてるような震え方なのです。 ぼくは顔には出しませんでしたが、「これが本物のアル中症状なのか。。。」と心の中で驚嘆しました。 そして、「もしかしたら、ぼくも行くところまで行くとこんな感じになってしまうのかもしれない」と恐ろしいほどの危機感を覚えたのです。

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一体、振戦持ちの何がわかって「アル中」とか言ってるんでしょうねえ。

「心療内科にいる振戦持ち=アル中」とか思ってるんでしょうけど、自分みたいに本態性振戦の治療で心療内科に通う人間もいます。
中には社会不安障害その他の疾患で振戦に悩む人もいるかもしれません。
こうして本当の原因を理解せず、他人を「アル中」と決めつけるのは差別以外の何でもないんですが、それ理解して書いてるんですかねこの人。

「大変申し訳ないけど」と書けば、差別だろうとなんだろうと、見ず知らずの人間に何書いてもいいみたいです。

「大変申し訳ないけれど」、僕はこういう人を自分の都合だけで判断して、その苦しみを推しはからず卑下の目で見る人間にはなりたくないなって思いました。
卑下ではないと言い張るかもしれませんが、他人の症状を自分と勝手に比較して相対的に判断してる時点で、僕には卑下にしか見えませんでした。

例えばうつは誰しも掛かる可能性のある病ですが、それを「心の弱さ」だとか「本人が悪い」みたいに非難・差別するのは、こういう他者の疾患の原因や、病の特性を理解しない人間がもたらすものだと思ってます。
そもそも精神疾患に限らず、どんな病でも同じ。
つい最近、とあるガン患者の芸能人の方を自業自得とか言ってるツイートみて相当頭にきましたが、こういう物事を理解せず、自分の価値観だけをすべてのものさしとして推し量る連中には本当にイライラします。


自分も当事者であるだけに、久々にムカついています。