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毎日がひとりオフ

ネットの話題とITと音楽。

iCloudによるドキュメント同期の致命的な弱点

iOS5とほぼ同時期にリリースされたアップルのクラウドサービス「iCloud」。
5GBまでメール同期できたり、オンラインバックアップできたりいろいろ昨日がありまして、先日もわたくしが「リーディングリストの同期イカす!」と書いたばかりなのですが、もうひとつ期待していた機能がありまして。
それが「iWork同期」。iWorkってのはAppleが出しているMac/iOS向けのオフィススイートなんですが、この文書・ドキュメントをクラウド上で意識することなく自動同期できるっていうすごい便利な機能が!!
って勝手に妄想しておりましたらば、ちょっとこれが面倒というか。
iOS同士なら問題ないんです。例えばiPhoneとiPadならシームレスに連携できる。
ここにMacとかWindowsが絡むと少し面倒なんですな。

WindowsはまあiWork自体がないから仕方ないにしても、問題はMac。
MacにはMac版のiWorkがあるんです。
にもかかわらず、だ。
MacでiCloud上のiWorkドキュメント、たとえばKeynoteプレゼンテーションを開く場合。

  1. iCloud.comから対象のドキュメントをダウンロードする
  2. ファイルを編集する
  3. iCloud.comに編集したファイルをアップロードする
  4. 編集前のファイルが不要ならばiCloud上から「手動で」削除する

といったオペレーションが必要になるのです。

ほんの些細なことだし、多分大多数の人は気にしていないと思いますが、ぼくはちょっと気になってます。
iOSはMacとちがって、ユーザーデータを「ファイル」ではなく「ドキュメント」として扱う考え方がとられています。
これはGoogleドキュメントなどでも使われている考え方です。
ぼくは将来的に、Wordなどのソフトウェアに限っては「ファイル」ではなく「ドキュメント」という概念が広まるんじゃないかと見ております。
拡張子がどうこうなんて気にすることなく、文書は文書ドキュメント、プレゼンテーションはプレゼンテーションドキュメント、といった形で。

その一端をiCloud+iWorkでかいま見られると思っていたので、ちょっと残念ではあります。
iPhoneでプレゼン資料の編集なんかしねえよ!!
iPad二つ持ちなんかしてる奴あんまりいねえよ!!
という不満をiCloudからダウンロードするたびに抱いてしまうのでございました。